2020年2月上旬にロシア極東のウラジオストクを旅してきました。
 ウラジオストクを旅することになった経緯は前の記事にて 

 今回は旅行記を書いたあと個別のポケモン写真記事を投稿していきます。
 ウラジオストクではツアーは使わず自力で旅したので、ある程度参考になることも書けるかなと思います。

〜1日目:入国〜

 初日は夜に入国して宿に着くだけなので割愛したいところですが、色々あったので書いていきます…。

 伊丹経由の成田便で日本時間の3時半にはウラジオストクへ飛び立ちました。

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 19時前に到着し、入国審査を受けました。ウラジオストクは日本より西部にあるものの、時差は+1時間となっています。

 ロシアは厳しいイメージがあったので身構えましたが、パスポートを出してサインするだけで終わりました。オーストラリア入国よりもずっと楽でしたね。
 ビザも日本でネットから簡単に取れるので、ロシア観光のハードルは今本当に低いんだなと思いました。

 到着出口を出ると早速タクシーの運転手による熱烈な歓迎を受けました。これはどの国でも同じですね…。
 空港から市内までは車でも40分以上かかります。市内に出る手段としては、空港のタクシーカウンターや電車、バスがあります。
 電車やバスは安いですが夜はないです。タクシーは空港のカウンターで頼めば1500ルーブル(₽1500)らしいですが、ぼったくられることも結構あるらしく、今回は安全を取ってホテルに送迎を頼みました。

 そう、安全を取ったはずだった…。

 いくら探してもホテルの送迎らしき人が見当たらない。私の名前とホテル名を持った標識を出していると言っていたのに…。

 時間にルーズな国柄なのかなと思い、とりあえず先に両替をすることにしました。
 すぐに両替所を見つけられなかったので、とりあえずインフォメーションに聞いてみると「キャッシングを使え」と言われました。
 しかしクレカでキャッシングしようとしても、なぜか最後にエラーが出てしまう…。困っていると、さっき客引きしていたタクシーの運転手(以下おっちゃん)に声をかけられました。

 「1万円を₽5000に替えてやる」

 事前に調べたレートなら1万円で₽7000近くにはなるはず…。というか損得勘定以前に、見知らぬおっちゃんと金銭やりとりするのが怖い。
 その時、両替所がすぐ目の前にあることに気づき、おっちゃんを振り切って両替所へ。
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 (※ 写真は3日後の出国時に撮ったものです)

 両替所で10000円を替えてくれと言うと、なんと₽3500と言われました。
 いくらなんでもレートが悪すぎないか…?

 結局おっちゃんのところに戻り両替してもらうことに。両替した後、おっちゃんと空港職員が握手を交わしているとこを見て、
 「こいつらグルだったのか?」と訝しく思いました。

 多少ぼられたとしても両替は出来たので、またホテルの送迎を探すことに。
 しかしやっぱりそれらしき人は来ない。連絡しようにもなぜかWi-Fiが繋がらないので(後に設定ミスと判明)立ち往生していると、またおっちゃんに捕まりました。

 事情を話すと、
 「そんなやついねぇよ」
 と断言されました。あんま信用はできないけれど、たしかに居ないよな…というかもはや空港に私と客引きしかいない!

 ホテルの場所を伝えると
「₽2500で送ってやる」
 と言われました。

「空港のタクシーカウンターなら₽1500のはず」
 と言ってみても、
「向こうも₽2500だ」
 と退けられました。

 ぼられてるとは思いましたが、今から一人でタクシーカウンターに行っても₽1500なんて言ってくれないでしょう。
 観念してタクシーの運ちゃんに従うことにしました。これ以上ぼられたり、トラブルにならないようにホテルの場所と₽2500の運賃については念を押しながら…。
 もしホテルの迎えもどこかで待っていたら後でトラブルになりそうと思いましたが、まずホテルに無事着くことを優先しました。

 いきなりのトラブル続きに半ば放心状態になりながら、40分ほど乗車してホテルに着きました。おっちゃんがロビーまで来てホテルに事情を説明してくれたようで、特に何も言われませんでした。
 結局迎えは来ていたのかは不明ですが、追及する気は起きませんでした。
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 ホテルは一泊3200円くらいの場所です。日本の物価なら5000~6000円くらいのランクでしょうか。

 ホテルについて冷静になって振り返れば、1万→₽5000は現金両替としては結構割りのいい取引だったようだし、タクシー代の₽2500もそもそもホテルの送迎が₽2000と言われていたことを考えればそれほどぼられてはない。
 なんだかんだかなり良心的なおっちゃん達だったんだなと思いました。


〜2日目朝:トカレフスキー灯台〜
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 朝9時ごろに宿を出て、南西の端にあるトカレフスキー灯台へ向かいました。

 先述のようにウラジオストクは1時間遅れなので、この時期は8時になってようやく明るくなります。

 タクシー配車アプリ「Gett」を使って個人タクシーを呼び、10分ほどかけて砂州の入り口に着きました。
 写真はタクシーのおっちゃん(以下おっちゃん2)に撮ってもらいました。タクシーから降りてきて撮ってやるというものだからお金取られるのかと思いましたが、ただの親切でした。
 Gettはドライバー評価制度がありますが、このおっちゃんは星4.9となっていたのでサービス精神旺盛な人なのでしょう。
アムール湾
 息を飲む絶景。

 ウラジオストクはロシアで数少ない不凍港として重用されてきましたが、内湾の方はこのように全面凍結しています。

 今回の旅で一番見たかった景色。
 北海道なら流氷は見られても、ここまでの景色は見られません。

トカレフスキー灯台
 先にある灯台は本来は潮が引いているときにしか渡れませんが、海を歩けるので関係ありません。

 陸からだと逆光になるので海を歩いて撮りました。
マリル灯
 アイコン用のマリルを撮るために、陸とは180°反対まで回ってマリルを撮影。

 夏はちょっとした癒しスポットくらいの場所ですが、冬にウラジオストクに行くなら絶対に外せない場所だと思います。


〜2日目昼:博物館と街並み〜
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 おっちゃん2に灯台でしばらく待ってもらい、その後要塞博物館まで送ってもらいました。待ち時間は料金を取られますが、またタクシーを探すより確実です。
 Gettの備考欄に翻訳したロシア語でその旨を伝えていたのですんなり行けました。

 要塞博物館自体は市街地から歩いてでも行ける場所です。入り口はこのような階段を登った先にあり、入場料は₽200だったと思います。
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 安い分狭いですが、日本にはなかなかない展示物なので結構面白いです。

 今でこそ観光地としての名が知れていますが、本来ウラジオストクは軍港の街ですからね。

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 博物館を出て東に数分歩けば噴水通りに着きます。

 この通りは基本車は通らず、観光客で賑わうおしゃれスポットとなっています。夜はこの電飾で一層華やかなことでしょう。

 ただ当然冬場に噴水は出ないので、噴水を見たい方は冬はオススメしません。

 この街では蟹料理のレストランに入りましたが、なぜかチキンを食べました。うまい。
 私はあんまり名物に拘らず、食べたいものを食べてなんでも旨いしか言わないのでグルメ情報は一切語れません。ごめんなさい。

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 噴水通り以外はかなり車が多いです。

 以前行ったベトナムや台湾はバイク天国でしたが、極寒の地ウラジオストクではバイクなどほとんど見かけませんでした。


〜2日目夕:鷹の巣展望台〜
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 街を散策した後、金角湾を見渡せる展望台に向かいました。

 街からは歩いて30〜40分ほどの距離があり、歩くかタクシーか迷いましたが、時間もあるので歩くことにしました。
 ベトナムでも空港から宿まで歩いて移動しましたが、観光地以外の場所を歩くとその国の交通事情や人々の生活が見えてきて面白いんですよね。

 ウラジオストクの街の特徴としては
・とにかく坂が多い
・信号は少ないが横断歩道で車は止まってくれる
・タバコ天国
 といったところでしょうか。

 上の写真みたく、道中でも金角湾の風景を楽しむことはできるので坂が辛くなければオススメです。
 逆に坂を登るのに汗をかくので寒さが吹き飛びますよ…
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 坂を登りきると環状交差点に出ました。なかなか芸術的。

 最初、歩行者はどうやって渡るんだと思いましたが、よく見ると広場に青いトンネルの入り口があります。
 歩行者は広場を経由して行きたい方向へ行くことができます。ここ結構お気に入りで、しばらく広場でぼけーっとしていました。
金角湾
 広場から歩道橋を上がっていけば展望台に出ます。

 靄っていますがなかなか良い景色です。
 よく見ると凍っている部分とそうでない部分があります。おそらく船が通らなかったら全面凍ってしまうことでしょう。勿論アムール湾ほど厚くは張らないでしょうが。

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 帰りは海岸沿いを歩いて行きました。

 海岸沿いにはモニュメントが多く、ここも歩いて回ると楽しいです。上の写真はニコライ二世凱旋門。
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 軍艦もたくさん見れます。マニアの方には垂涎ものですが、夢中になりすぎて軍関係の場所に入らないように…。

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 市街地のすぐ南にある場所には大きな広場があります。ここもなかなか壮観でしばらくくつろいでいました。

 この後早めの夕食を取り、この日はまだ明るいうちに宿へ帰りました。歩き回って疲れたのもありますが、観たい場所たくさん観れてお腹いっぱいだったので。夜景にそんなに興味ないし。


 旅を通して今回はすこぶる天気が良く、しかも気温も高め(昼間は-5℃~-10℃くらい)だったので、かなり歩きやすい気候でした。
 ワークマンのイージスを買って、防寒は厚めに行ったのであんまり寒いと思うことはありませんでしたね。
 ですので、私の旅行記だけを見て「結構歩いたり寛いだりできる気候なんだ」とは思わないでくださいね…。


ーウラジオストク旅リンクー
経緯
1日目旅行記 ←今ココ
 →カチコール @アムール湾
 →フォレトス @要塞博物館
 →メロエッタ @噴水通り
 →ウォーグル @鷲の巣展望台
2日目旅行記
 →タマザラシ @ウスリー湾
 →ウツロイド @グラスビーチ 
まとめ